ダイアリー
2019.07.24

鯉山のちまき販売間に合いました!
カプセルリゾート京都スクエアでは毎年祇園祭のちまきを買っています。
2019年の祇園祭は前祭のときにスタッフが買いに行ってくれたのですが
ことごとく売り切れ!
諦めて後祭でリベンジすることにしました。
詳細はわかりかねますが祇園祭の後祭にて粽(ちまき)をゲットすることができました。
それも、登竜門で有名な鯉山のちまきです。
祇園祭のちまきには鉾や山によってご利益が微妙に違っています。
「登龍門」の故事を題材に難関突破、出世開運など成功と繁栄を願って作られたのが鯉山。
鯉山のちまきには滝を登る鯉を描いた小さな絵馬が付いていて可愛いですよ。
ちまきを買ったので鯉山についてちょっと調べてみてびっくり。
鯉山に飾られる木彫りの鯉が江戸時代の名工「左甚五郎」の作と伝えられているそうです。
左甚五郎といえば日光東照宮の彫刻でも有名ですよね。
そんなビッグネームの作と伝わる鯉が乗っかっています。
さらに鯉山のタペストリーにも歴史好きな方なら興味が尽きない物語があります。
あの伊達政宗が慶長遣欧使節として遣わした支倉常長がローマ法王に謁見したときに
贈られたものではないかと考えられているそうです。
(現在は復元新調した物が使われています)
左甚五郎、伊達政宗、支倉常長、ローマ法王と錚々たるメンバーです。
鯉山を見る目が変わりました。